エアロはこんな話を始めた。

エアロ「昔、僕がまだ地上にいた頃

散歩をしていると、どこか寂しそうな少年を見つけたんだ。

それが浩二。君だよ。

僕は彼に声をかけた。

どうやらその子は、友達もいなく、家では兄にこき使われる毎日だったらしい。

そこで僕は彼に言ったんだ。『それなら、僕が友達になってあげるよ。』ってね。

そしたら彼は大喜びして、僕と遊んでくれた。

そして日が暮れ、彼が『そろそろ家に帰らなきゃいけない』と言ったんだ。

その時、僕は彼に友達の印として、そのクリスタルをあげたんだ。」

浩二「そうだったね・・・
でも、僕は次の日に引っ越して・・・。」

エアロ「そう。僕はもう君には会えなかった。

そして時は流れ────今から2ヶ月前。

僕は天空を散歩していた。そのとき、あるクリスタルを見つけたんだ。

それは浩二の持っているものとまったく別の性質、つまり人間を動物に変える力があったんだ。

そうとは知らず、僕がクリスタルを拾って見ていると・・・」

正男「今の姿になっちまった、って訳か。」

エアロ「その通り。そして僕は元に戻る方法を考えた。

そして、浩二にあげたクリスタルの事を思い出したんだ。

僕は浩二を探すため、地上に旅に出た・・・。

そして、食料も尽きて倒れているところを・・・正男たちに助けてもらったんだ。」

正男「なるほど・・・って事は、今浩二が持ってるクリスタルを使うとお前はラータスになるのか。」

エアロ「その通り。でも、僕はこの姿のままでいいよ。
何か・・・馴染んじゃったw
それに、もう天空は消滅しちゃったしね。」

ザトシ「・・・なんだかよく分からねえが、無事解決したんだ!
堅苦しい話はなしにして、早く家に帰ろうぜ!
そうだ、今夜はパーティやろうぜ!お祝いだ!」

浩二「・・・そうだね!帰って、兄さんの料理の腕前を見せてもらうとしよう!」

ぎがくっぱ「絶対不味いよw」

正男「何か言ったか?」

ぎがくっぱ「別にw」

正男「エアロ、もう天空はなくなっちまった・・・
住む場所はどうするんだ?」

エアロ「もちろん、正男の家に住む事にしたよ♪」

正男「え゛・・・まあいいか!そうしよう!」

ザトシ「あ・・・そういえば、クリスは?」

全員「・・・あ。
忘れてたぁ!」

正男「どうしよう・・・。」

ザトシ「ん?電話だ・・・もしもし?」

浩二「ザトシ、携帯なんて持ってたの・・・?」

ザトシ「え?クリス!?今どこにいるんだ!?
え・・・家!?」

全員何だって!?

ザトシ「え・・・グラーだにテレポートで連れて行ってもらった?
そんな暇いつの間に・・・」

正男「ま、まあ無事だったからよかったじゃん。」

浩二「それじゃあ帰ろうか!」

全員「おう!」

ザトシ(ん?何か俺、大事な事忘れてるような・・・ま、いっか!)





こうして、正男たちの冒険は終わりました。

なんだかんだ言って、皆楽しかったのかもしれません。

家路に着く彼らの顔には、満面の笑みが浮かんでいました────。


その後、正男の家でパーティが開かれましたが、
料理が凄まじい味だったのは言うまでもありません・・・w
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